2016 0310

今晩は寝つけない。きっと21時から23時までコタツの中で寝ていたため。コタツの中で寝るという心地よさは日本人だけの特権であると思う。コタツの中で寝てはいけないと分かっていながら、寝てしまう。まぁ良いか、と思って寝てしまう。そして、コタツという物質は私にとても優しいから心地よくなってしまう。賢い。アッパレである。

 

 


そんなアッパレコタツで寝てしまえば最後。起きるのもなかなか大変であるのも承知の上で寝てしまうまでの過程には様々な感情との戦いがある。空虚感、充実感。もうどうでもいい眠い、今日は頑張ったから寝てしまおう。そして戦いの末、寝ることを決断した際には優越感は最高潮に達する。ヨシッ、寝ちゃお。と心の中で言えたら戦いの勝ち負けもあらず、まるで仏様のような寛容な心に一瞬だけなれる気がするのだ。私はこの一瞬の仏様のような寛容な心を忘れずにしていきたい。そのためにはアッパレコタツで寝ることというのは必須だ。そろそろ眠くなってきたのでiPhoneを置こう。布団は温かい。布団も私に優しい。アッパレ布団である。コタツ一筋だと思ってもらっては困る。私は、意外と一途ではないのだ。コタツ、ごめんね。ヨシッ、寝ちゃお。