自分らしく生きる

 

の言葉の中身を確認しようとしてしまう人間なのか 確認しようとする人間なのか 何が正しくて 何が間違っているのか など 支離滅裂とした言語を使う人間を殴るのか それとも抱きしめるのか 気持ち悪いと思うのか 濡れた手を振っぱって引きちぎって あぁもう私には無理だ と。

 

歳を重ねるごとに正しいと思う事を信じられなくなっていく それは世界が広がるとも言われるし 同時に自分を見失うとも言われるし 他にも多々言われるのだろう 心理学から問えば それは 開かれた世界となり人間としての 学ぶ 知性 が発達していると きっとそれは正しい事なのだ しかしながら精神病理学から問えば 社会不適合になり得る可能性がある その状態は 不健康であり病的であるため 間違った事なのだ 

 

私には感性がない

 

と言った同級生ときちんとコミュニケーションが取れるので 不思議に思った ある出来事があり その子に感性は存在している と仮説を立てていたのだろうと思う そして その仮説を問うために私はその子と接しているのか疑問に思う 私は人間と接しているのか それとも被検体と接しているのか そもそもコミュニケーションを取っているのか それとも論文が書きたいのか 本屋でふと見かけた本に惹かれたのは その同級生に関連するかもしれない本であった そこには他の人も存在しているのだが。そして 論文とコミュニケーションは紙一重かもしれないという仮説を立てる

 

感じることが少なくなってきた

 

ほどにセックスが感じやすくなってきた ビールの味が美味しいと感じた 煙草の存在が頭をよくよぎった 美味しいものを食べたいと思った それはまるで 赤の他人を見ているように錯覚させるほどに 何かが素晴らしく健康だと思った 

 

健康

 

を問う程に新しい何かがふつふつと湧き出てくるので非常に面白いと思った WHOの健康の定義に沿った診断をしている 医師 又は 看護師がどれだけいるのだろうか しかし医療は命を救う高貴な分野と一般的に見て取れる反面  医療も経済効果に貢献している と思ったら楽になれた

 

貯金

 

をしたら何かが終わってしまうと思っているけれど貯金は非常に大切なのだろう 虚しい 貯金して切り崩してローンを払うのがどれだけ楽な事だろう 制限があるにも関わらず 溢れ出てくる水のように好きなだけお金を使う事が優しいことに思う 

 

子供

 

を産みベビーカーを押してくたびれた下着を纏う事に意味を見出さなくなったら終わりだと思う しかし 子供 という虚しすぎる別の人間を育てる事の苦労というものは 成長発達段階を踏んでいるのだから 教育関係者からみれば それは喜ばしいことなのだ 

 

笑ってしまうほどに虚しい どこに言ってもさほど大きな変化はなく あるのは最初だけだ。 私たちは分かり合えない そもそも分かり合う気すらない という土台があった方が丁度よく楽しかったしラクだった だけれども人間とはそれこそ不思議なもので そのような土台の上に 緻密で繊細で一体化できるような感情を求める それが得られたか 得られてないかは分からないが 私は今ふと思う その土台がしっかりとしていた 特に好きでもなく嫌いでもなかった ただ一人の人間として淡白に接していた遠藤くんは元気だろうか。あの黒いランドセルは病みでもなく光でもなく 疲れ とも似ているが それももう諦めてしまったような 教科書 という社会の為に作られた 物体 が入っている。