言葉の定義は人それぞれ異なる。その為、会話は噛み合わないはずだ。にもかかわらず、人々は巧みに言葉を使用する。「紫」という色を想像してごらん。君の頭の中にある紫と私の頭の中にある紫は、きれいに同じ色だろうか。それなのに、お互い、同じ色だと思い込んで紫について語り合い、じゃれあう。しかしそれではあまりにも寂しいとは思わないか。どうせなら、同じ紫で、とお願い事をすればするほど、不協和音が聞こえてくる。何をもって事実だと言う、何をもって現実味がないと言う、何をもって、、、?と、無邪気な子供のこころに、一緒にしゃがんで、アンパンマンチョコ、食べたい。

東洋経済の記事を読む度に重なる薄い膜が、どこかを密閉していくのに気が付いているかい。社会情勢の動きの中で溜息を漏らすのは、そこに居場所を見つけたからか、それともそこから逃げたいからかい。みんなが足踏み揃えてかけっこしている社会情勢の中に居場所なんか見つけるなよ、いつもひとりだったじゃないか、そこで落ち着いていいのかい、少数派を密閉する東洋経済の記事は上手に読んで、密閉させるな、だからと言って相手を密閉する気もない、抜け出してやるよ、みんな一生懸命なのに誰が1番で誰かビリかを決めるかけっこは昔から面白さがわからなかったんだ。

小説の主人公になるのは愚かだ と 異質なものから教訓を得た気になる。しかし 脇役と言われる人物は 他の小説では主人公かもしれないね。大人になると感受性が失われると度々言われるしかし 感受性が失われたものも 小説の中には登場しているのが 唯一の頼りだ あの子が飲んだクリームソーダの絵を 他の人と同じように見ているのは 楽だけれど 裁かれなければならないと 神を綺麗に殺してから 神を崇めたがる癖 指先の皮を剥く癖 小さい血が流れていた 小さい手の男の子が 大手町で降りた 軽そうにみえる黒いリュック 本当に何も入ってない 同情を入れたいと思ったけれど 軽すぎて なにがなんだかわからなくなっちゃった わからなくなっちゃった 迷子 でももう大きくなっちゃったから迷子センターは行けないの せめて逃げる場所が欲しい でももう逃げる場所でも迷子になっちゃった だから逃げる場所のための逃げる場所がひつようなの 脇役のそのまた脇役が辿り着く先はどこなのかな googleで検索してもヒットしなかったから安心しました。

雨の日は集中力が上がるらしいです。

晴れの日は想像力が上がるらしいです。

力が入って孫悟空になれたら平和な世界を作れるかもしれないけれど あれは漫画の中の世界で そういえばどこかのバンドの曲の中に 漫画の世界もラクじゃないぜ って言ってたよ。

今日は雨です。

獺祭という日本酒があって 獺祭50 とか 獺祭遠心分離 とか とりあえずランクによって種類がいくつかある 思い出したから書きたくなる日本酒は 物質だから良いけれど もし日本酒が人間みたいに触れたら身震いしてしまうような冷たさを持ち合わせていたとしたら きっと 書いたら消えてしまうでしょうね と思ってしまうんです 忘却曲線を描いて それは無意識に あの頃の日本酒と 今の日本酒 月日が流れて その場 その場で見る日本酒が パッケージは同様で 味も同様なんでしょうね でも本当のところは違うんじゃないか そう考えるとようちえんに戻ったみたいになるけれど 幼稚園生だと流石にもう生きていけないらしいので ここまでの文章を男が女を快楽へ誘う際に 服の上から撫でる言い訳として上手に使って下さい。

窓を開けないと眠れないというのは嘘かもしれないし真実かもしれないし嘘に近い真実かもしれないし 嘘でも真実でもないかもしれないし というのを一言で言ってね と優しく微笑まれた日が蓄積して 重い鎖が足に絡まり付いて身動きが取れなくなった猫を 行政人がお薬を打って安定させてあげようと 上司に電話してるのを見て 腕をプラプラさせながら待つことが1番楽かもしれない