楽しくてキラキラさせたいね

大人になりたいけれど大人になれない   

私はキラキラしたいから。

 

電話越しに話した 26歳のお姉さんの 諦めを含んだ悲しそうな笑い声が妙にあたたかくて 包み込まれてしまったのを思い出した 

日本酒を作ってるという男が ただ淡々と話す 本当に深い意味を持たせない言葉の中に 心を鎮めるものがあって 潔く負けを認めさせてほしいという気持ちになった

 

かわいそう

 

という言葉を言われたら悲しむ人もいるし そこに逃げる人もいる 一言で かわいそう 等と言っても そこには様々な意味合いと色と香りが含まれている 人と人を繋ぐものが かわいそう であっても私は良いと思う かわいそう は上手く言えないけれど そんなに悪いものじゃない人間が神様から与えられた かわいそう な贈り物

まだ頭がうまく回っていないのか それとも感受性が鈍っているのか 私にはよくわからないので上手く表現が出来ない

 

 

あの時 感じたこと考えたことを 否定する気にはなれず寧ろ そこを見失わないように 生活している気がした 私が今欲しい 謙虚 は あの頃の私がそれに限りなく近いものを持っていたのではないか と 今になって思う 

 

私がどこかでフラフラ遊んで踊り狂っても 悲しいのか怒っているのかわからない微笑で 待ってましたよ 遅いですよ おかえり と言ってくれるものを1つ (たくさんはいらない1つ というところが肝) 頂けたら、ね。なんておこがましく思ってしまうわけです。

 

それでも私はまだきっと若いのだろう 目に見えて輝ける何かを手にしては弄び馬鹿にして そのまま踊って 気が付いたら夜が明けている 朝だ と 差し込む太陽の光を 直接浴びたい 今日は晴天ですね

 

私はよいものをみたときよりも よいものをみちゃったときのほうがすき わたしには 悲しいのか怒ってるのか分からない微笑で静かに冷たい手で包み込むようなものを持ち合わせていないから 代わりに誰か、して。って言ったら 無表情で 子供を見るような目で まっすぐ見てほしい