影響されやすい流されやすい

だから感化されやすい

物は言いよう 日本語は本当に都合の良い語学 

落ち込むこともあれば落ち込まない時もある 波に乗ってる時もあれば波に乗ってない時もある あの時に思考してうまくいっていたことに恥じてしまうことがある あの時出来ていなかったことと同じ事をしてしまうこともある 可能性は 想定内と言いたい ただ もう要らないかもしれないと フッとそう思えるように仕向けた人間の心が私の心に触れる事 とても美しいことだね だってそれは その人間の無意識がわたしの無意識と微笑み合っていたから 気持ち悪いけれど だってそうじゃなきゃ触れられないでしょ 意識的に働きかけた脳構造の伝達に それができるとしたら 孤独がまた大きくなってさみしそうに笑うことが芸術と言われてしまうのかな

 

それだけ その一瞬だけかもしれないけれど あまりにも濃すぎる一滴に 私は その一滴がもう一度飲みたくて 体液にしたくて たくさん働いてたくさん学んでたくさん輝いて たくさん大金を積んでも もう味わえないかもしれない だから美しかったのかもしれない でも 私にはもう要らないと 要らないというとゴミ箱に捨ててしまうようなイメージだけれど そうじゃなくて いままでありがとう と言うわけでもなくて もともと全て一体だったものを分離させて喧嘩させてしまっていたので 仲直りさせてあげただけ 長い間 随分と長い間 喧嘩をさせてしまっていたね でも私は絶対に謝らない だって謝る必要がない ごめんね って 言わないよ そんなのあまりにも無責任過ぎるから わたしは言わない 一滴を殺すのは 先回りした その言葉 無意識に出た無責任が 美しいものを殺す そう それは偽物? 本物の  無  がどれほどに美しいか 暴力じゃ抑えきれない 幸福論じゃ美しくなれない 知識だけじゃ統制出来ない 戦争がなくなればいいなんて思わない 世界平和を祈ってない 戦争がなくならなければいいとも思わない 世界平和を祈りたくないわけではない 1mmのズレが 後から見たら段々と大きくズレているのに気がついて 戻そうとすると また大きくズレる ズレを気にして気にして均等にしようと 不器用ながらに頑張ってみたものの 1mmのズレがどうしても後から大きくなる もう嫌だ と 紙をぐちゃぐちゃにして暴れて 燃やして 燃えて 飛び降りて 死んで 内臓ぐちゃぐちゃにして 血の塊が飛び散って 白い紙に 人間の死体が転がって絵が完成しました なのに 通りすぎる 人間が多い 悲しい悔しい呪ってやる死んでやる殺してやる また新しい紙が積まれてゆく またズレてゆく またぐちゃぐちゃにして死んでやるまで時間の問題だ 現実 それが現実 夢なんてクソ 夢なんてどうせあとで夢で終わる 現実に結びつかない 結果主義 そしたらもう腐りかけてる死体の絵を 眺める人間が1人 横目に入った 一言も話さず ただ ただ 死体の絵を眺める 死んだような目で眺める それだけで それが そうか そういう目は存在してるのか それとも本当に死んでいるのか  と 私もその目になってみたい と 思うと同時に 発狂しながら静かに泣く姿が どうも 死体を輝かせる気がして そうしてしまう わけがわからない わけがわからない と 正解など もともとそこには存在しなかったのだ と そもそも そんななぞなぞは存在してなかったのだ と 世間が囃し立てるなぞなぞを 解きあかそうと冷静な顔をしながら朝起きた寝顔を 冷たい水で洗った時の あの水と あの臓器から流れ出す血は なにも変わらない 色も同じ 成分も同じ なにもかもが同じだけれど 生きている目には 全く違うようにうつるように 作られているらしい 数字 は 全てのヒント だから大切に扱ってあげたら 優しくしてくれるの 数字 はとっても孤独 いつもいつも利用される 利用されて生かされるだけ そこには感情など存在しないかのように 冷酷だ と 言われ 感情論が持て囃される ただ ただ数字はそれを見つめたり聞いたりしてるのかすら分からないが ただ わたしはそんな 孤独な数字がだいすきになってしまって あの死んだような目と数字が持っている酷く孤独で存在すら証明できない それを わたしにも もうすこし見せてほしかった だってとっても美しかったから